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トゥルク・リンポチェ師が語る仏教とは、人や社会のために"誰でもができること"を実践する。 [雑感]

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先週末に、久しぶりのいい話を聞くことができた。

知人が誘ってくれていた講演会に行ってきた。ここ最近は講演会やセミナーのお誘いはいただくが脚が遠のいていたが、今回はメールをもらってすぐ"行きます"という返事を返したくらい興味をもった。

「トゥルク・リンポチェ師、初来日関西講演」という内容のもの。リンポチェ師といえば、ぴぃ~とくる人も多いのではなかろうか。
チベット仏教の高僧の一人である。あのダライ・ラマ師(チベット仏教において最上位の化身ラマ)に仕えるリンポチェ師が初来日を果たした。

トゥルク・リンポチェ師は、チベット仏教のリンポチェ(僧の位)のなかでも若い層ではあるが、リンポチェの化身として2歳のときにダライ・ラマ師からも認められ僧として修行を積んでこられた方である。

そのリンポチェ師が今回関西を中心に講演会をして回っている。その招聘から日本での活動を支援しているのが、ヨガの先生である「竹中麻衣子」さん。彼女が、ボランティアでアジア諸国を回っているときに、リンポチェ師の本を読み感動したのがきっかけ。
その感動が、彼との出会いを生み、そして来日への大きな架け橋になっていったようである。

今回の講演で、何をお話されたのかというと、チベット仏教ではなく我々の暮らしにある(?)「仏教」の話。難しい仏教講話かと思っていたが、話が進むにつれ引き込まれていく。

我々の暮らしにあった活動、宗教という活動範囲に留まらず、自分の身近な人や社会に向けてできることからやりましょう、という誰でもが理解できる話をされる。

何事でもそうかも知れない。難しくやれば、話せば意識や価値が高いように思えるが、"誰でもがわかること""誰でもができること"を実践していくことの重要性を説いた話であった。

リンポチェ師の年齢はわからないが、見るからに若い。あの若さで平然として話をされる。2歳でリンポチェの生まれ変わりの僧として高い教育や修行を積んでおられるのが伝わってくる。

未来の人々の暮らしに欠かせない存在として、また指導者として世界で活躍して欲しい、と心から願う。
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