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歌舞伎は、創造性に満ち溢れている総合芸術。 [LIA 文化想造塾<歌舞伎>]

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"まつしまや"。"なりこまや"。"なかむらや"・・・。
3階の立見席から、威勢のいい声がかかる。
いわゆる歌舞伎の「大向う」である。

昨日、文化想造塾<歌舞伎>の入門講座として"世界に誇る歌舞伎の楽しさ、おもしろさ"をテーマに3回セットの2回目が行われた。

今回は、"定式幕(じょうしきまく)""屋号""黒子(くろご)""出し物""顔見世""まねき書き""勘亭流""歌舞伎の音楽""音楽(ツケ)""下座音楽""長唄""竹本""清元""常磐津""曽根崎心中""近松門左衛門""お初天神""釣鐘""心の演技""などなどスライドと映像と音を交えて、川島先生の熱の入った講座になった。

日本を代表する伝統芸能である歌舞伎には、昔からの決め事や慣習の中で成り立ってはいるが、その中で人が作り出す創造性が満ち溢れている。舞台で演ずる役者はもちろんであるが、音、道具、裏方などすべてがそうである。

この創造性は、長く経験したものの中から生まれ身に付くものだと改めて痛感させられる。だから人の心に響くのかも知れない。

残念ながら、伝統芸能を楽しむ窓口がまだまだ狭い。
劇場でいま話題の海老蔵を観て"なりたや"と若い女性のキュートな声が聞けるようになれば、伝統芸能もさらにパワーアップするような気がする。

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