貴重な一枚の写真

昔は、写真を撮るのを生業にしていたが、撮られるのは苦手で自身のものはほとんど存在しない。
30数年前のスナップ写真が先日、旧友から送られてきた。
若かりし頃の私の姿が写っている。私も初めてみる貴重な一枚である。

当時、出版会社でスポーツ雑誌発行の仕事をしていた。大阪で全国誌を発行するのは珍しいケースだけど「ハンドボール」というマイナー競技にスポットライトを当てよう、と発刊した。
同時に、地域版として「兵庫中学陸上」というスポーツ雑誌も併せ発行していた。ともに同時期に2つの月刊誌を発行していると、自分のデスクの横が寝床になっていたのを思い出した。

ハンドボール協会の方々にはお世話になった。写真に写っているスポーツ用品を扱う会社の代表の方や、全日本のハンドボールチームの監督さんなどにはとくにお世話になった。

古くさいことを言うようだけど “昔があるから今がある” ということを改めて実感する一枚になった。