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釜のおっちゃんが支えた「花が大阪に魔法をかける」水都大阪イベント。 [雑感]

シルバーウィークも今日が最後になった。各地で秋の催しが目白押し。水都大阪2009のイベントもこのシルバーウィーク期間中は賑わいをみせていた。

水都大阪のイベントには「市民企画」という市民から提案されたものの中から水都大阪にふさわしい企画が実施されている。その一つに、私の友人である、花の寺子屋を主宰している豊嶋美由紀さんのいうイングリッシュガーデーナーの方が大阪市中央公会堂大ホールでイベントを実施した。

「花が大阪に魔法をかける」というイベント。彼女が英国の庭園巡りをしたときに収めた写真をスライドで紹介。イングリッシュガーデンの魅力を語った。そして第二部が「グリーンフィンガーズ」というイギリス映画の上映。この映画は刑務所を舞台に囚人たちが花を通して人と人の絆を再確認し、ガーデニングコンクールに参加する、という内容のもの。

トークショーで大変印象に残ったのが英国と日本の公園事情。それも公園内に立ててある看板についてである。日本の看板の中で、ここからは入ってはダメ、というのがあまりにも目立つ。すべて"ダメダメダメ"というものばかりだ、と。

この話は、公園の看板だけのことではないような気がする。我々の周りでよく体験したり見たり聞いたりすることと同じ。「ダメ」と書いてないと、あと我々がお叱りを受ける。書いていたら「書いているでしょ!」という言い訳がきく。(誰のことやら)

彼女の活動はいつも社会性に切り込んだものが多い。そしてもう一つ感銘したのが、このイベントにサポーターがついていたこと。後援に「NPO法人釜ヶ崎支援機構」の名が記載されていた。

彼女は毎月一度、大阪の住之江公園で"釜のおっちゃん"と一緒にガーデニング作業をしている。釜のおっちゃんというのは、大阪の釜ヶ崎(あいりん地区)に住居するおっちゃんたちである。

そのおっちゃんたちもこのイベントにボランティアで支援してくれているという。大阪がよ~なるんなら、何でもするでー、という意気込みが伝わってくる。

水都大阪のイベントはなんだったんだろう! と問われつつも自然消滅してしていくのだけは避けたいものである。

水都大阪のメイン会場で心をなごませてくれた仲間とであった。ご紹介する。

◆大阪市中央公会堂の正面玄関に立っていたカーネルサンダースさん
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◆ペットボトルで作った明るい恐竜さん
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◆砂でこんな素晴らしいお城が・・・
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◆大阪湾で取れたゴミで造ったお魚さん
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◆巨大なサッカーゲームマシーン
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