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大阪のシンボルだった「大阪マルビル」が解体される 未来都市よりも災害に機能する都市づくりが優先ではないか [雑感]

いまでは円柱形高層ビルを見かけるようになったが、半世紀前では珍しいビルとして注目を集めた「大阪マルビル」。大阪駅前に1976年に竣工した、その「大阪マルビル」が解体されている。外から解体作業やその状況は見ることはできない。たまに見上げると少しずつではあるが低くなっているのを感じる。

どのように解体されるのだろうと思っていたが、周りには見えてこない。その中では先進的技術が駆使されているのだろうと想像する。
その跡地には、30年の春新しい商業施設ビルに生まれ変わるらしい。ただ、解体後は、施主である大和ハウスが大阪・関西万博のために、大阪マルビルの跡地を一時的に2025年日本国際博覧会協会に貸し出す計画になっているようだ。
万博会場ができる大阪・夢洲(ゆめしま)と市の繁華街である梅田を結ぶシャトルバスのターミナル建設地として、駅前の一等地である敷地を無償提供するということらしい。

万博に向けて数多くの計画が実行されているようだが、未来都市を創るのは大いに結構だが、災害などに機能する都市、街づくりをもっと現実的に計画されることを切に望む。



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リポート&写真/ 渡邉雄二

#大阪マルビル #解体 #大阪のシンボルが消える #30年に新しい商業施設ビル #関西万博のバスターミナル #災害に機能する都市計画 #災害に役立つ街づくり

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大相撲春場所では二子山部屋が西宮 越木岩神社を宿舎に奮闘 [伝統文化]

昨日、大相撲春場所(大阪場所)が始まった。初日、横綱照ノ富士、二大関が敗れる大波乱のスタートだった。毎日欠かさず大相撲は視聴している。オヤジの仲間入りをして早数年が経つ。

TVがまだ各家庭に普及していないころから、わざわざ近所のTVがある家でプロレスと相撲は見せてもらっていた記憶がある。子ども時代から半世紀以上は見る機会がなかったが(ちなみに相撲ダイジェストは必ず視聴)、いまは楽しみのひとつになっている。



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先日、西宮北口にあるショッピングモールに行ったとき、イベント広場に二子山部屋ののぼりが掲げられていたので興味をそそられ覗いた。歴代横綱の写真展だった。西宮にある越木岩神社が、昨年の春場所から二子山部屋の宿舎になっている。それで西宮も大相撲との縁がつながった。このような催しが開かれたのも、そのお陰だろう。

歴代の横綱パネル写真を見ていて、横綱の顔ぶれが第47代横綱の柏戸関から始まり48代の大鵬関と掲げられていた。が、その前の栃錦関、初代若乃花関のパネルがない。私の場合は、若乃花が憧れの大横綱だったのに、と思っているのでパネルがないのは残念ではあったが、柏戸、大鵬の両横綱の凛々しい姿(白黒)を見ることができたのでよし、と。
手に日本刀を握りしめている歴代横綱の姿を懐かしむように見せてもらった。

越木岩神社を宿舎にしている二子山部屋の番付最上位の狼雅(ろうが)関は西前頭14枚目。初日は白星発進だ。稽古風景を見に行こうと思っていたが、まだ行けてない。気になる関取になっている。



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リポート&写真/ 渡邉雄二

#相撲 #大相撲 #春場所 #大阪場所 #歴代横綱パネル展 #凛々しい姿 #二子山部屋 #越木岩神社

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別れがあり旅立ちがある、そして新しいご縁も [雑感]

以前、煎茶を稽古していたときに数々のことを教えていただいたが、記憶に残っているのはそう多くはない。

煎茶の席では、よく「旅立ち」がテーマになっていた。
親元から巣立っていく子供、苦楽をともにした友人との別れ、好きな人との別れなど。この季節は、いろんな別れがあり旅立ちがある。そのテーマには、やはり玉露の味が情感をさらに豊かにふくらませる。

中国の故事に、旅立ちに際して、よく使われるものに「柳」がある。別れを惜しむかのように、柳の枝を折って渡す風習があったとされている。ご存知のように、むかし服などを収納するのに柳で編んだ行李(こうり)が使われた。柳には殺菌効果があることから使われていたものである。その柳の枝を環にするところから、元気で帰還の待つという意を表したとされる。

そんな旅立ちのときに詠まれる詩が思いだされた。それは「折揚柳(せつようりゅう)」、煎茶席でよく掛けられていた漢詩である。

水辺楊柳麹塵絲
立馬煩君折一枝
惟有春風最相惜
殷勤更向手中吹

喉にくだる液は一滴もない、と言われる玉露を楽しみながら、日常を忘れる時間を楽しんでいた。漢詩は残念ながら精通していないのでわからないが、解説を聞いているだけでも情景が浮かんでくる。漢詩風にいうと「詩中有画」である。教わったことに加え、資料を参照し何度も詠んでいくと、門外漢の私にもなぜか響いてくる。

現代訳では、
水辺の柳は若芽が萌えて
黄緑色の糸のように春風にそよいでいる
そこで 馬を止めて君に一枝おってもらう
すると春風は いままでたわむれていた柳の枝との別れを惜しむかのように
あなたの手中の柳に向かってねんごろに吹いてくるのである

ということになる。
(折楊柳の漢詩訳を参照)

新しい年度を迎えるにあたり、寂しい別れがあるが、新しい出会いもある。一期一会にはじまりご縁がつながることもまた楽しみである。



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リポート&写真/ 渡邉雄二

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春の醍醐味「四君子」の共演  冬の殻を破り一週間後には絶佳秀麗な美しさを放つ [自然美]

都内では早朝は積雪、というニュースが流れた。三月の中旬に入ってのこの寒さは、なかなか冬の殻から抜け出せない。



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硬く閉ざす乙女椿の蕾



昨日、最寄りの駅からの帰り道を少々遠回りしてでも寄っていきたいところがあった。数週間前に寄った時は枝からやっと芽が吹く程度だったが、昨日は可愛らしくまん丸になっていた。ほんの薄ピンクの色を付けているものもあったが硬く閉じていた。栄養を蓄えているのだろうか、可愛らしいほどまん丸である。

春には色とりどりの花が咲き、人の心を楽しませ和ませてくれる。花好き爺さんとしては、如月の梅、弥生の桃に乙女椿、そして卯月の桜を春の四君子と勝手に呼んでいる。ただ眺め愛でるのが好きなだけである。

昨日眺めた蕾が、冬の殻を破り一週間後には絶佳秀麗な美しさを放っているだろう。そしてそれに続くソメイヨシノが春の醍醐味を締めくくってくれる。春が待ち遠しい。



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勢いよく咲き誇る梅




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妖艶な美しさを放つ桃(昨年撮影)




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絶佳秀麗の容姿を魅せる乙女椿(昨年撮影)




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春の彩を締めくくるソメイヨシノ(昨年撮影)




リポート&写真/ 渡邉雄二

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外国の武道家たちの憧れの地 京都市武道センターの「旧武徳殿」  ここでセミナーを計画するヨーロッパの武道連盟 [武道]

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先日、京都市左京区 岡崎にある京都市武道センターの施設のひとつ「旧武徳殿」を見学した。1年後ではあるが、ヨーロッパの各国で活動する武道家の方たちの団体が日本ツアーを計画。ツアーの半分ほど京都に滞在することを希望している。その間の数日、京都で武道セミナーをするにあたり、場所として「旧武徳殿」を考えているという意向を聞き、相談を兼ね、武道センターを管理運営する京都市スポーツ協会と武道センターを訪ねた。

旧武徳殿を訪ねたのは初めて、見ての驚きはマックスだった。日本の武道を楽しむ外国人の方からするとこの旧武徳殿は聖地に思えるほどの施設に映る。京都ならではの、歴史を感じさせる雰囲気をもつ外装であり内装である。
聞くと、1899年に大日本武徳会により造営され、日本で最古の演武場として戦後すぐ京都市警察学校や京都市立芸術大学の建物として残されてきた。そして2012年より京都市武道センターの施設として使用されている。
現在は、「旧武徳殿」の名称で国の重要文化財に指定されている。

外国人の武道家にとって、日本は聖地である。日本に憧れ、日本文化を知りたいということで多くの人たちが日本を訪れる。我われ日本人以上に日本の歴史を、文化を、芸術を、そして今では食文化も海外らの人によって支えられているような気がする。
これがグローバリゼーションなのか、と言ってしまえばそうであるが、どことなく日本の頼りなさがこの潮流の中からも見え隠れしているように思えてならない。そう思うのは私だけだろうか。



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リポート&写真/ 渡邉雄二

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「美しさ」を、大谷翔平から学ぶ 高い技量と豊かな精神性があって美しいという 【仏画曼荼羅アート―法楽寺―】 [仏画曼荼羅アート]

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昨日の仏画曼荼羅アート「大阪 法楽寺教室」は開講し半年を迎えた。通っている方々の熱意が伝わってくる教室になってきた。

前回の課題が、今年の干支が辰なので、経験問わずどこの教室とも「龍」にチャレンジしている。龍の下絵を写し取り、それに彩色、いわば塗り絵である。作業としてはそんなに難しいものではないが、それぞれに独自の工夫が見てとれる。ある方は、龍の背景を家の部屋の凹凸があるクロスに張りつけ、その上から色鉛筆で塗っている。またある方は鱗の濃淡をつけるため地の白を残し立体感を表現している。また、ある方は淡いパステル色調の龍を想像し描いている。龍からそれぞれの想いや個性が伝わってくる。

上手に写し取りきれいな色彩を施すことで美しく仕上がるものである。龍を描く過程で、その対象物に興味がわいてくる。龍ってなんだろう? なんで干支の絵のシンボルになっているのだろう? なんで神格化されているのだろう? などなど、いままで考えたことがないことが次々に湧き出てくる。仏画も、またしかりである。

素晴らしい作品を制作するには当然であるが技術力が必要であるのは言うまでもない。ただ、それだけでは人を納得させる “美しさ” は表現できない。とくに仏教美術でよくみる絵や文字は人の精神性スキルアップの道具として大きな役割をもっている。

絵や文字以外でも同じようなことを感じる場面をTV等でここ数年目にしてきた。それは「大谷翔平」という野球人である。世界の誰もが認め、こよなく愛されている人物である。高い技量と豊かな人間性・精神性の両方を兼ね備えた二刀流の持ち主である。野球人としてのずば抜けた技量は誰もが認めるところ。それは老若男女が絶賛する才能と努力で培ったものである。そこに “人に愛される” 精神性の豊かさが彼の特徴である。その二刀流こそが「大谷翔平」の真骨頂のように思う。

まだ法楽寺教室を開講し日が浅いが思い思いに描いたこの美しい龍を見ていると、比較しようがないが、辰の年、大谷翔平の「龍の雲を得る如し」の豪傑さがこれらの絵と重なって見えた。




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リポート/ 渡邉雄二
作品/ 仏画曼荼羅アート法楽寺教室の皆さん

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伊藤弘之先生、画業の集大成の米寿展覧会 13日からBBプラザ美術館で開催 [絵画]

伊藤弘之先生の米寿を記念した展覧会が神戸市灘区のBBプラザ美術館で、3月13日(水)~24日(日)まで開催される。
画家としての集大成でもある今回の展覧会には、3号から200号までの大作47作品が揃う。画業60年の中で数々の場面を、伊藤先生の想いでふくらませ幻想の世界に誘っている。

とくに伊藤先生といえば、エキゾチックなハーモニーを奏でね「回転木馬」である。その中でもチラシにある「逃げた木馬」(1797年)はロマンを感じさせる。メリーゴーランドから飛び出し飛翔する木馬に何かを投影し描き出されているようだ。メリーゴーランドなどが描かれている作品の前に立つと、木馬に乗って遥か彼方の遠い世界へいざなってくれるように思えてくる。

伊藤先生の作品は、今回の展覧会以外でも関西を中心にパブリックスペース約30カ所で鑑賞できる。チラシの裏面に記載されたそれぞれの場所を訪ね作品巡りをするのも楽しいかもしれない。



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リポート&写真/ 渡邉雄二

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小路にも京らしさ [雑感]

昨日は所用があり京都へ。用事を済ませ河原町三条から四条まで歩いた。
河原町通を下り蛸薬師通り西へ入り、迷路のような柳小路をぶらり。
四条河原町界隈でこんな入り組んだ小路があるのは京都ならでは。

柳小路から四条通りまでにちょっとした写真映えスポットがあった。
こんな小路に梅が咲いていた。
そして柳が揺れていた。
店が植えたのだろうか、路地裏にも京の風情が漂っていた。


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文・写真/ 渡邉雄二

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孫子息の影響か、鉄道ジオラマ修理に密着 [雑感]

昨年から次女の子息が新幹線車両に興味をもち、電車という電車全てにどハマりしている。彼の影響で爺さんも乗ってけ〜である。

事あるごとに電車に目が奪われる。その一つに、地元阪急電車の駅前にダイエーや各種専門店が入っているグリーンタウン内のウィンドーに鉄道ジオラマがある。
むかしからあるのは知っていたが、気にも留めることなく行き交っていた。それがである、孫のおかげで気になる存在になっている。
昨年からその前を通るたびに壊れているのか全く電車が動いていなかった。

一昨日、そのジオラマの前を賑やかに人が動いていた。管理事務所の職員とオジさんがウィンドーを開け修理中だった。そこに小学生の男のたちが心配そうに眺めていた。
気になったのでまたまた声をかけ状況を確認。長い間動かないままだったので修繕しているということだった。

線路にはドクターイエローの新幹線が行ったり来たり。修理、改善されたら孫にいい報告ができる。きっと喜ぶはずである。たかがオモチャであるが、されどあのドクターイエローだ。



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リポート&写真/ 渡邉雄二

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