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間違いが故事に。「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」 【一茶庵 稽古追想】 [文人趣味 煎茶シリーズ]

お軸(写真)に、このような詩が書かれていた。

幾日霜風木葉乾,湖山深處水雲寬
閒情每向無人得,落日孤亭枕石寒

風や霜がおり木の葉は乾き、
深い山、湖に雲が広がる。
この広いところに人の気配はない、
日が暮れひっそりとした小屋で石の枕が寒々しい。

この詩から想像すると、旅人が野宿に立ち寄ったのか、あるいは誰か寂しく隠棲しているか。どちらにしてもその情景が浮かんでくる。

漱石枕流1.jpeg

中国の故事に、「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」という熟語がある。この意味は、自分の失敗を認めず、屁理屈を並べ言い逃れをすること。負け惜しみの強いこと。という意味である。
この言葉は、三国志に登場する西晋の政治家である孫楚が間違って、「枕石漱流」というべきことを「漱石枕流」と言い、間違えを認めず屁理屈を並べて言い逃れたことから、この「漱石枕流」がそのまま故事として使われるようになった。

ご存知、夏目漱石は、この故事を引用し、雅号とした。漱石自身も、名前につけるくらいこの故事が気にいっていたことになる。つまり、漱石自身も頑固で屁理屈が好きな人だったのかと想像してしまう。

煎茶の淹れ方の基本である、水から茶葉を煮る「煮茶法 」、湯から茶葉を煮る「烹茶法」、そしてその中間の「中煮法」がある。
それぞれの淹れ方で、秋月の輝きと美しさを想い浮かべながら夜長を楽しんだ。

漱石枕流2.jpeg

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大阪食文化を育む「なにわの伝統野菜」を試食。 【ライブインテリジェンスクッキング】  [心と体のなごみ時間「料理講座」]

10年程前に、料理講座を主宰していたことがあった。大阪北浜にある料理教室「和香」さんの田村先生の指導で魚類、野菜類に絞った料理講習会だった。
和香さんの通常の教室以外に、ライブインテリジェンスクッキングとして開講していた。「魚のさばき方」を学ぶために始めたがきっかけで、仲間7、8人に声をかけ、筆者も腕まくりしながら頑張っていた記憶がある。

その時のいくつかの楽しかったエピソードを交えて振り返り紹介したいと思っている。そのスタートとして、当時、話題になっていた「地場の伝統野菜」。伝統野菜、といえば「京野菜」が頭に浮かぶが、どこの都道府県でも地元活性化の旗頭として「地産地消」を訴えていた。

大阪でも同様に、府下で生産されている野菜のいくつかを「なにわ伝統野菜」としてブランド化を始めていた。いま現在では、大阪府、大阪市認証としては18品目がある。
大阪市内では「毛馬胡瓜(けまきゅうり)」、「玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)」、「勝間南瓜(こつまなんきん)」、「金時人参(きんときにんじん)」、「大阪しろな」、「天王寺蕪(てんのうじかぶら)」、「田辺大根(たなべだいこん)」、「芽紫蘇(めじそ)」、「難波葱(なんばねぎ)」の9品目。

大阪府下では豊能町の「高山真菜(たかやままな)」、「高山牛蒡(たかやまごぼう)」。吹田市の「吹田慈姑(すいたくわい)」、茨木市の「三島独活(みしまうど)」、高槻市の「服部越瓜(はっとりしろうり)」、泉州地域では「泉州黄玉葱(せんしゅうきたまねぎ)」、摂津市の「鳥飼茄子(とりかいなす)」、守口市の「守口大根(もりぐちだいこん)」、そして羽曳野市の「碓井豌豆(うすいえんどう)」の9品目が認定されている。

その一つ一つを先生から解説していただき、その料理方法を教わる興味深い講習会であった。その中からいくつかの食材を試食し、食材自体の味を楽しませていただいた。
いまの時期にあるものを先生の下味だけで賞味した。すべての食材が甘~い。こんなにも美味しいものか、と思えるものばかりだった。舌を巻く上品な味を堪能。大事に丁寧に育てられているのがよく伝わってきた。
まだまだごく一部でしか生産されてない。だからなかなか手に入りにくいものも多い。大阪で言えば木津卸売市場や黒門市場にいけば手に入ようだ。

食道楽といえば「大阪」。たこ焼きも、お好み焼きもそれぞれの文化ではあるが、素材にこだわる食道楽として「大阪食文化」の原点が見えてくるようだった。。

野菜1.JPG
天王寺蕪をペースト状にして火を通したもの
天王寺蕪を、圧力鍋で15分茹でたもの(型崩れなし)

野菜3.JPG
田辺大根、大阪しろな
田辺大根

野菜2.JPG
大阪しろな(出汁と塩で、厚揚げと一緒にあえる)
大阪しろな

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大阪の食文化の原点は「船場料理」にあり!! 船場地域ならではの工夫が随所に。 [郷土料理]

先日、あるお店で、船場汁なるものを食べる機会があった。そのお店の御主人曰く、昔、大阪の問屋街である船場で生まれた料理の一品ということだった。魚類と野菜類を煮込んで作る具沢山の汁のことをいうらしい。
塩サバの身、頭、中骨などを切り、コンブをいれて水から煮る。アラが出汁の決め手で切り身だけでは味が出ない。具が煮えたら醤油で味を整え、薬味としてネギを入れる。そしてサバの臭みをとるために、また冬には体が温まるので欠かせないのが生姜である。
頭や中骨などのアラまで余さず使いムダがないこと、単価が安いこと、時間をかけずに食べられ、体が温まることなどから、忙しい問屋街で重宝され定着したらしい。船場地域ならではの料理といえそう。

船場汁4.JPG

船場汁をいただいた際に、ちょっと古い話であるが「船場料理を楽しむ会」という講習会に参加したことを思いだした。当時、船場料理というものは聞いてはいたが、どういう料理を船場料理と言うのか、またどういう概念のものなのか、というのに興味を持っていた。
お話をしていただいたのが近江晴子さん。近江さんは長年大阪の町人の生活史を研究している方なので暮らしの中の食文化に精通されている方である。

よく聞く郷土料理や地場料理と同じようなものには違いないだろうが、大阪・船場という商売処の小さい限られた地域に根付いた料理である。
ご存知のとおり、大阪・船場は薬や呉服、材木、米などを扱う大棚が並び、旦那さん、御寮さん、若旦那にいとさん(お嬢さん)たち家族と、番頭さんや丁稚などの使用人が寝食を共にしていたとこである。
普段は質素な食事であったようだが、大棚になればなるほど毎月の行事が多く、その行事にはご馳走が作られていた。そのご馳走を作っていたのが仕出し屋。だから船場地域には仕出し屋がしのぎを削っていたという。

その仕出し屋が後に料亭になり、大阪の食文化の土台を築いていった。この船場の料理が、いまの京料理につながっていったというもの事実のようである。近代の、日本の食文化の原点が船場にあり、まさに暮らしの料理として生きているという。
船場に店を構えていた大棚の一年間の行事や節句にあわせ、大阪の地の食材を使って作ったものを船場料理ということになるのだろう。
料理の内容というよりも、船場の暮らしに根付いた食文化を「船場料理」という名で呼ばれているのだろう。

その時の体験会でいただいた「船場弁当」(写真)の料理を紹介します。

船場料理.jpg

柿膾(なます)
河内蓮根 白和え
泉南 太刀魚塩焼き
大阪しろ菜 薄揚げ炊合せ
富田林 板持海老芋と旬野菜 煮しめ
むかご塩蒸し
さつまいもの密煮
田辺大根の菜飯 赤飯
昆布佃煮
玄のこ おはぎ

料理は浪速魚菜の会
調理 広里貴子さん
監修 近江晴子さん

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自然の光で見る、墨色の若冲。  [文化想造塾【逸品殿堂】]

数年前に、京都 宝蔵寺所蔵の伊藤若冲の「竹に雄鷄図」や長沢芦雪の「拾得図」、鶴亭浄光の「墨蘭図」などの作品を鑑賞する特別講座が、京都市所有の、第3代、9代の総理大臣を歴任した山縣有朋の別荘「無鄰菴」で行われた。

無鄰菴.jpeg

通常、伊藤若冲の絵を鑑賞するとなれば、博物館あるいは美術館がほとんど。蛍光灯などの灯りに照らされている場合が多い中で、その時の講座は、テーマが「日本の絵画を知るー"自然の光で見る若冲"」だった。それに惹かれ参加した。

床の間に掛けられていたお軸は紅葉の絵。この絵を蛍光灯で見るのと、自然の光の中で見るのと明暗の違いが素人でもはっきりと理解できた。

続いて本題の若冲の「竹に雄鶏図」を、今回の講座解説をしていただいた福田美術館学芸課長(当時/嵯峨嵐山日本美術研究所)の岡田秀之氏が、「3年前にこの作品が若冲筆のものであると認定されて以来、表具を一式新しいものにし、その初披露となります」と前置きし掛けられた。
若冲が得意としている鶏の中でも、この絵は墨のみで描かれたもの。描き方などを詳しく解説され、とくに尾羽根など墨がどのくらい滲むかという計算をした上で描いている、というのがこの絵の最大のポイントという。

岡田5.jpeg

岡田7.JPG

その絵が、自然の光の中でどのように見えるかを楽しむのが今回の主旨。自然の光の中では明暗がよくわかる。それによって鶏の動きが見えてくるよう。
実際、若冲が描いたときは、ランプの灯りか自然光の中である。その灯りの中で墨の濃薄をつけて描いたものだからこそ、自然光で観るのがベストのように思う。若冲の墨色にこだわる想いが伝わってくるようだった。
絵の解説以外にも、表具や保存の仕方など多義にわたる解説も興味深い内容だった。


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「色即是空」を表現してみると。 空、つまり無がイメージに浮かんでくる。 [仏画曼荼羅アート教室]

先日の仏画曼陀羅アート教室では、前回の課題が
「紙上枯山水庭園」の制作だった。
島々と白砂上に何かを表現するにあたり、
薬師如来像を一体入れることを必須にみなさん頑張られた。

多くが、自分の人生をダブらせながら思いを表現されていた。誕生から来世までをイメージした作品もある。
この機会だから少し考えてみた、と今までを振り返り、
これから死ぬまで残された人生を考えることができたと言う方など、さまざまだった。

色即是空3.jpeg

色即是空2.jpeg

そして今回、一日で完結する課題は「○△□」。
人が誕生し、○から始まり□、そして○になる。
○を空とし、人は成長ごとに角が増えていく。
最終はまた実体のない空になる。無になってしまう。
般若心経の「色不異空空不異色 色即是空空即是色」
につながる○△□を描いた。

色即是空4.jpeg

色即是空5.jpeg

また、枯山水庭園と同じように、
それぞれの想いや表現の違いが鮮明に。
楽しく取り組まれていたのがメチャ印象的だった。

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ちょっとユニークで、オリジナル性に富んだ 「仏画曼荼羅アート」にチャレンジしてみませんか。 [仏画曼荼羅アート教室]

仏画曼荼羅アート教室を始めて10年が経ちます。
写仏、写経に興味のある方たちが、ちょっとユニークでオリジナル性に富んだ
仏画や般若心経を描きたいと参加され楽しまれています。
写真にあるように、仏画と般若心経を組み合わせアート感覚の作品を作ります。

各教室とも、月一回土曜日を中心に開講しています。
体験会(初回のみ500円)も開催しています。
ご興味がある方は、ぜひ、チャレンジしてください。お待ちしています。

【11月の仏画曼陀羅アート日程】
■11月7日(土) 13:00?
泉佐野/ 泉佐野市立生涯学習センター
泉佐野市市場東1-295-1

■11月8日(日) 13:30 ?
明石/ ウィズあかし(明石生涯学習センター8F)
    明石市東仲ノ町6-1

■11月14日(土) 13:00?
箕面/ 箕面東生涯学習センター
 箕面市粟生間谷西3-1-3

■11月28日(土) 13:00?
神戸北区/ atelier azur

以上、11月の仏画曼荼羅アート教室のスケジュールです。
お問い合わせは、[mail to] ipc@wa2.so-net.ne.jp [電話] 090-3658-7804 渡辺まで

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曼荼羅2.JPG

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橋本忍なしでは黒澤明の存在はなかった!?  [雑感]

日本を代表する脚本家「橋本忍」。黒澤明監督作品「生きる」「七人の侍」「羅生門」など数々の黒澤明監督作品をはじめ、野村芳太郎監督作品「砂の器」、森谷司郎監督作品「八甲田山」など、映画化された脚本は71作品にのぼる。昭和の映画史に刻まれている作品のシナリオを書いた人である。

用事があって兵庫県神崎郡市川町を訪れ、帰り途中に一休みで立ち寄った「市川町文化センター」。ここで目に入ったのが「橋本忍記念館」。なんで橋本忍の資料などがここに、と思いながら見ると、ここ市川町が橋本忍さんの郷里だった。
ここ文化センター内に橋本忍作品の台本や構成本などが展示されていた。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞の「七人の侍」の盾や台本、「風林火山」や「羅生門」の台本などなど興味のそそるものばかり。手にとって覗き込んでみたいと思うほど貴重なものだった。

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その中で、興味を惹いた展示パネルに橋本忍の「シナリオ作法」というのがあった。その一部を抜粋し紹介する。
「橋本忍は素材選びに最も時間をかける。ツボにはまった素材を得、そして構成へと進む。その瞬間こそが橋本忍の技がさえるときである。(中略) 橋本忍はシナリオを書くにあたっては1/3システムを採用している。1/3書き進むごとに構成をふりかえり、生じた誤差や欠点をただしていくこのシステムにより、緻密さと重厚さが増し、シナリオの完成度が高まっていく。」

脚本家は、監督や出演者の陰に隠れてしまっているが、実は監督以上の役割があると言われている。作品の生みの親のような存在である。黒澤明とって橋本忍は欠かせない右手であり左手でもあった。大げさにいうなら、橋本忍なしでは黒澤明は存在しなかった、といっても過言ではないだろう。

残念ながら2年前102歳で人生の幕が閉じられた。日本の映画史を支えた大きな大きな宝物であった。筆者の好きな「生きる」をまた観たくなった。

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「○ △ □」は色即是空。実体のあるものを解体、分解すれば無に近づく。 [文化想造塾[曼荼羅絵図]]

臨済宗の寺院を訪れると、書院などに「○ △ □」と書かれたお軸をよく見かける。
お寺と、これらの図形がどのような関係性があるのか不思議に思っている人も少なくないはずである。
人間に例えていうなら、生まれた時はまん丸く無垢な状態から歳を重ねるごとに角ができ、さらに角が増えていく。それがこの図形で表現されているという。

△、□が「色」なら○は「空」となる。般若心経の真髄「色不異空 空不異色 色即是空 空即是色(色は空に異ならず、空は色に異ならず、色は即ちこれ空なり、空は即ちこれ色なり)」ということになる。
この世のすべては実体のあるものばかり。しかし、実体のあるものを解体、分解していけば、辿りつくところは「無(空)」に近づく。

その図形を思うがままに書いてみた。○から始まり、何十年の間に□以上の角が備わった。いずれ○で終わると思うが、書きながらなかなか角が落ちてない今の自分が見えてくる。

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淡路島が、いま注目。観光地、特産品の充実をはかる。 [地域発展]

先週、先月に引き続いて南あわじ市に行った。天気に恵まれた一日だった。
淡路島は1965年以降、1市10市町村体制が続いていたが、市町村合併によって2005年に南あわじ市、淡路市が誕生し、翌年、五色町が洲本市と合弁し3市体制に。北から淡路市、洲本市、そして四国徳島に近い南あわじ市である。

その淡路島が、いま話題の島として注目を集めている。周知のように、人材派遣の最大手 パソナが本社を東京から淡路島に移す計画を発表したこともあり、全国的に注目されることになった。
関西では、もともと自然の宝庫としてレジャーに人気のある島である。さらに、明石海峡大橋が開通することにより、四国へ渡るにも、また淡路島観光のアクセスとして大変便利になっている。
そのおかげで、各種のリゾート開発が進み、一大リゾート観光地になりつつある。淡路島の各市もこぞって特産品や観光スポットの整備が急ピッチで進められている。

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今回訪ねた南あわじ市は、徳島 鳴門に近い、淡路島では南端の市である。海の幸、山の幸も豊富で特産品が盛りだくさん。全国ブランドとして淡路島の「玉ねぎ」はもちろんであるが、海の幸として「3年とらふぐ」の養殖は注目を集めている。
歴史文化では、国生みの島として数々の歴史遺産も豊富で、文化面ではとくに古典芸能である「淡路人形浄瑠璃」が有名である。訪れる観光客の目玉になっている。

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淡路島の各地のスポットを徐々に紹介しようと思っている。お楽しみに!

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この軸の「裏ワザ」。カニに喩えた自分の横行自在!? 【一茶庵 稽古追想】 [文化想造塾<易社/煎茶>]

江戸時代は、“シャレ文化” が横行し生活の中に溶け込み楽しまれていたようである 。言葉あそびが盛んに行われていた。
とくに関心が高かったのが、妖艶で淫靡な世界を想像させてくれる俳句や川柳。作者は、俳句を詠む際に、「裏ワザ」で妖艶な意味をもたせ、楽しんだといわれている。

この掛け軸(写真)に描かれているのはカニの絵。なんの変哲もないが、違和感を持つとすれば、大きく書かれた、絵にはそぐわない書体の文字。
「横行自在到月宮」。実に目を惹く。目を惹かせるためにあんな書体で書いたのだろう。

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この季節、月の夜、産卵にあがるカニを表現している軸に見える。これがこの時期に掲げられるのは、極々当たり前の飾りである。が、これを描いた人は、もしかしてカニに喩えた自分の行動を表現したようにも想像できる。つまり、月宮に喩え、遊女のところにあそびに行った自分の横行自在を伝えたかったのかも知れない。ただ、本人しか分からないことではあるが・・・。
遊びごころで「裏ワザ」を使ったのかも知れない。そんな掛け軸の話に盛り上がりながら、秋の夜長、「雁がね」を楽しんだ。

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