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瀬戸内独特の風情に、若い人たちの感性と機能性が重なる 【尾道風景Ⅳ】 [尾道探訪紀行]

尾道の本通り商店街を歩いていると、昭和の時代にタイムスリップしたような錯覚を覚える。そこには百年以上も続く企業や商店が存在し、当時の建物や小路の存在が生かされ、昭和のなごりを感じさせる商店街として形成されている。

いまの商店街の主流であるコンビニやスーパー、居酒屋さんなどなんでも揃う日常の暮らしを重視した店舗構成とは少し異なり、むかしの面影を残しながら新しい領域の店などが軒を連ねるメインストリートになっている。世代交代する中で、地元の若い世代が発信する情報ストリートとしての役割が見えてくる。瀬戸内の尾道らしさに新しい機能と感性を融合させた、新しい時代のまちになりつつある。

尾道は魅力あるまちとして情報が拡散され、若い女性たちがインスタ映えするモノや風景を楽しみ、その中でそれぞれの尾道物語がつくれるまちとして変化し続けている。
歴史や文化、趣向や流行に瀬戸内独特の風情が重なりユニークなまちとして未来を感じさせてくれる。


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               洋館のお花屋さん

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               細い路地の奥にあるお宿

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               人気のちりめん・佃煮専門店

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               銭湯跡の中華料理店

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               レンガづくりの洋館

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            尾道ラーメンの発祥といわれる朱華園(閉店)

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           登録有形文化財の老舗「西山旅館本館」(閉鎖)

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               オシャレな帽子製造・小売店


リポート&写真/ 渡邉雄二

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尾道・文化紀行 https://asulight0911.com/hiroshima_onomichi/

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